ヤマダ・エスバイエルホーム(大阪府大阪市)は第2四半期決算(2014年3月1日~8月31日)を発表、増収増益となった。リフォーム事業の売上高は前年同期比68%増と大幅な増収となり、58億6000万円となった。営業利益は1億4100万円で、前年同期比1億9600万円の改善となった。通期では当初100億円の売り上げ計画だったが、110~120億円ほどになると見込まれる。
【第2四半期決算】 13万戸の既存顧客開拓が好調
好調の要因は約13万戸あるとされる新築住宅のオーナー向けのリフォーム提案を強化したこと。特に外装リフォームを推進した。また、築年数が浅い住宅には太陽光発電システムを積極的に提案。
オーナーでリフォームを行った割合を示す「補足率」は現状、売上高の26%。今期はこれを33%にする計画で、OBからのリフォームをさらに伸ばす考え。また、ヤマダ電機店内にある「トータルスマニティライフコーナー」を経由した営業活動にも力を入れており、新規ユーザー獲得につながっている。
松田佳紀社長は「オーナー向けリフォームが改善してきた。お客さんとのつながりが増え、紹介も増えてくる。特に太陽光が好調で、大きく伸ばせる分野が見えてきた」と話す。
また、新たにマンションリノベーション事業も本格化させた。中古物件を買い取って全面装し、ショールーム化を図っている。リフォーム提案の場として活用し、大規模なマンションリフォームの受注のきっかけとしている。
物件は一定期間が経過した後、売却し、新たな不動産を取得する。これまでに「コボリマンション新大阪」を販売済み。現在は「コボリマンションローズペア吹田」が販売中だ。
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