大和ハウス工業(大阪府大阪市)は2015年3月期の決算を発表し、リフォーム事業売上高は前年度比5.7%増の916億円だった。営業利益は同7.1%増の99億円となった。
増収の要因は2点の取り組みによる。1点目は戸建てや賃貸オーナーとのインスペクションを通じたリレーションの強化。
2点目は、地域ごとの販促活動の定期的な実施。その際、点検・設計・工事等の技術部門の人員による専門的なアドバイスを行うことで、受注の拡大を図った。
同社は、2016年3月期リフォーム事業で3.6%増の950億円。営業利益は0.2%増の100億円を計画。
今年2月には地域密着型のリフォーム専用ショールーム「リフォームサロン」を2店舗出店。同社は今後、空き家対策、団地再生やストック住宅の普及を目指す取り組みを推進していく計画だ。

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