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地震後の通電を止め火災を防ぐ《感震式分電盤》

地震後の通電を止め火災を防ぐ《感震式分電盤》

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国が10年で普及率25%を目指す

 地震の際に発生する火災の大きな原因になるのが、漏電による火災だ。国も災害対策として地震の揺れを感知して通電をストップする感震式分電盤は、リフォーム業者にとっても提案商材となりうる。

■地震後の電気製品による火災のリスク

地震後の電気製品による火災のリスク1地震後の電気製品による火災のリスク2

地震後に通電をストップすることでこれらの火災のリスクを防ぐ(画像提供:日東工業)

地震後の火災リスクを低減

 地震の発生後の火災の原因となる家電製品。電気ストーブなどが通電されたままだと、住人が避難後に火災を発生させる恐れがある。感震式分電盤は震度5強以上の地震の発生を感知すると3分後に通電をストップ。地震発生後3分で通電をストップするため、避難する時間は確保される。 地震の際にはブレーカーを落としてから避難することが推奨されているが、心理的にも切迫した状況で実際には難しく、この分電盤を導入することでブレーカーを落とす作業をしなくて済む。

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