簡単施工でトイレや鏡、フローリングに
防弾ガラスの技術を応用した液状のガラスコーティング剤「mystical‐g」(販売元アジリティ、東京都渋谷区)が住宅領域で注目を集め始めている。「神秘のガラス」という意味が込められたこの製品は、「衝撃に強い」「傷つきにくい」「耐久性に優れている」という3つの利点を持ち、ほとんどの素材に塗ることが可能。施工が簡単なこともあり、水回りから木製建材とあらゆる用途で利用が見込まれる。
コーティング後(右)は清掃もしやすく
現状多いのはスマートフォン・メガネ・車の分野。なかでもスマホのディスプレイに用いられることが多く、施工実績としては約30
万件に上る。自動車はボディにコーティングを施すことで強度と撥水性が増し、光沢が持続するといった具合だ。
同社の加藤稔社長は「mystical‐g」についてこう話す。「耐衝性、耐久性、光沢性などが注目を浴びがちだが、タイプによっては抗菌や防滑といった効果もある。塗れない素材はないですし、用途は無限大」
実際に他の施工例を挙げてみても、首都圏のコンビニエンスストアの看板や、老人ホームの転倒防止対策、ペットハウスの抗菌対策やすべり防止、飲食店や美容院の美化対策など使われ方は多岐に渡る。

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