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パナソニック、苦節15年・宅配ボックス人気

パナソニック、苦節15年・宅配ボックス人気

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要約すると

・宅配ボックスの需要増加、パナソニックは前年比5倍受注の製品も
・ニーズの拡大、施工のしやすさ、価格の低減が販売量急増の背景
・CO2削減や労働時間抑制にもつながる製品として、今後も拡大へ


差が付く設備・建材

 宅配便の再配達問題やEコマースの増加に伴い、近年需要が著しいのが宅配ボックスだ。中でも、パナソニック(大阪府門真市)のコンボシリーズは、前年比5倍の受注によって、新商品の発売を延期せざるを得ないほどの人気ぶりだ。エコソリューションズ社マーケティング本部の髙橋弘喜課長に、事業戦略や商品の特徴について聞いた。

パナソニック 電気を必要としない機械式宅配ボックス電気を必要としない機械式宅配ボックス

販売量が2年で10倍に

 販売量が急増した主な理由は3つ。1つ目はニーズの拡大。ネットショッピングの普及によって、宅配便の取扱量が増加し、ユーザーが荷物を受け取る機会が増えた。その際のストレス軽減に役立つのが宅配ボックスだ。

 同社が2016年12月~17年3月にかけて福井県あわら市で行った調査によると、宅配ボックスの設置前に、荷物の受け取りに対してストレスを感じていたユーザーは98%にも上った。宅配ボックス設置後に改めて調査を実施したところ、94%のユーザーがストレス軽減を感じたと回答した。

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