~建材トレンド・サンルーム~
洗濯物を干したり、リビングの延長として使用したりと、使い方に合わせてプランニングできる。
洗濯物干し場として(三協アルミ 晴れもようIII・右上)
リビングの延長として(LIXIL エクシオールココマ・左下)
エネルギーのロスを減らす仕組み
「サンルーム」とは、日光を取り入れるために、屋根や壁の一部をガラス張りにした部屋のこと。主にリビングの掃き出し窓に隣接して設置される。
天候を気にせず洗濯物が干せる場所として、また、リビングの延長としてのスペース、子供やペットの遊び場、趣味の空間など、さまざまな使い方ができる。
パーツの組み合わせで簡単に設置できる「テラス囲い」と呼ばれる商品も登場している。短工程・低コストで設置が可能だ。
用途に合わせて囲いのタイプや床納まり、屋根材などが選べる。窓やドアなどの開口部にもさまざまなバリエーションがあり、使う目的に応じてプランニングできる。
カラーもアルミ色だけでなく、木目調など住まいの外観に合わせて選べる。雪の多い地域に設置可能なタイプもある。
【ルームタイプ】
ガラスなどで周りを囲うタイプ。側面のガラス面や屋根から光が入り、屋外のような開放感がありながら、室内の安心感も得られる。居室の延長のような空間。腰壁タイプなら外からの視線をほどよく遮ることができる。
LIXIL エクシオール 暖蘭物語(腰壁タイプ)
YKK AP サンフィールIII(木調ガーデンルームタイプ)
【オープンタイプ】
正面や側面がオープンなタイプ。屋外の心地よさと開放感を満喫できる。
三協アルミ スマーレ(オープンテラスタイプ)
【ルーム+オープンタイプ】
ガラスなどで周りを囲うタイプ。側面のガラス面や屋根から光が入り、屋外のような開放感がありながら、室内の安心感も得られる。居室の延長のような空間。腰壁タイプなら外からの視線をほどよく遮ることができる。
LIXIL エクシオール ジーマ(軒プラスタイプ)
【バルコニー囲いタイプ】
バルコニーの全部または一部を囲うタイプ。
YKK AP サンフィールIII(躯体式バルコニー囲い)
●床納まり
デッキ(土間)との行き来を頻繁に行うなら「デッキ(土間)納まり」が便利。室内の延長として使う場合は、床の高さをリビングと同じにできる「床納まり」が便利。(写真提供/LIXIL)
●屋根材
ガラスのほか、紫外線をほぼ100%カットする「ポリカーボネート」、熱線をカットし、真夏の太陽の下でも温度上昇を抑える「熱線吸収ポリカーボネート」、熱線吸収ポリカーボネートに防汚機能をプラスしたものなどがある。
●開口部
FIX窓、高窓、引戸、縦滑り出し窓、ルーバー窓、網戸、ドアなど
※掲載画像は、リフォームセールスマガジン4月号から抜粋
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