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商談が決まる!ヒアリングの秘訣〈真の動機〉

商談が決まる!ヒアリングの秘訣〈真の動機〉

1317号 (2018/06/19発行) 17面
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リフォームセールスマガジン

 「キッチンを」「お風呂を」古くなったから新しくしたい―――。お客様が口にする言葉はこれだけだが、ただ「新品に替えたい」わけでなく、「孫」を喜ばせたい、「まもなく同居する親」の安全のために、など、「真の動機」がそこに隠れていることが少なくない。そこを聞き出してマッチする独自プランを提案しよう。その秘訣を紹介する。

言葉の奥にある心の声を引き出し、プラスαの提案をしてみよう

 「本当の動機は、孫たちが来るから」―――。壁紙を張り替えたい、という要望には「その動機は?」「いつまでに?」と質問してみよう。「お盆に孫たちが来るから」などの真意が出てくることがある。「お絵描きができる黒板クロスを一角にしては」のような付加価値のあるプランなど、提案が広がる。

聞き上手な営業マンは手段より目的にフォーカスする


近藤卓 代表 セレナ近藤卓 代表 セレナ(東京都葛飾区)

《実例》お客様の思い込み。「トイレは絶対動かせない」
「広いリビング」を諦めていたケース

 お客様もこちらも、お互いに思い込み、決めつけは大敵だ。このケースでは他の業者がみな水まわりの移動に消極的だったため、お客様は「トイレは絶対に動かせない」と思い込み、広々リビングの本来の夢を諦めていた。そこを聞き出せたので、キッチンとトイレを移動しての「広々リビング」を提案。とても喜んでいただけた。

水まわりの集約で広々リビング実現水まわりの集約で広々リビング実現


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