・クリナップは新キッチン「ステディア」の受注を開始し業績回復へ
・主力商品の「クリンレディ」に代わる新ブランドとして立ち上げ
・キッチン競争激化の中、テレビCMなどで認知度向上を図る
9月受注開始
クリナップ(東京都荒川区)は9月3日、新キッチン「ステディア」の受注を開始する。強みのステンレスキャビネットに加え、「デザイン性」を強く打ち出した新商品。今年11月に受注を終了する同社の人気キッチン「クリンレディ」に代わるブランドで、業績回復の起爆剤にしたい考え。竹内宏代表取締役社長執行役員は「社運をかけた新商品。クリンレディの2割アップを目指す」と意気込む。
デザインは3種類。写真は「ノルディック」。コンセプトは暮らしの中で輝き続けるエイジレスなキッチン。簡単に清掃できる洗エールレンジフードや清掃しやすい流レールシンクなど、クリンレディの人気機能は性能を高めて引き継がれている
新キッチンの特徴として打ち出したのがデザイン性だ。今回、ノルディック(写真参照)、ラスティック、フレンチレトロの3種類のデザインを用意した。
常務執行役員開発本部長の藤原亨氏は、最近特に自身のインテリアの好みに合わせてリフォームする人が増えているとし、「今支持されている3種のデザインを付け加え、部屋のコーディネートの幅が広がるようにした」と話す。また、ホワイト、ベージュなどの5色から選べる人工大理石シンクも用意。価格は基本プランで79万8000円から。

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