郡山塗装、会社の成長を支える管理システム

変化に合わせて独自にカスタマイズ

戸建て住宅の塗り替えを中心とした外装リフォームや公共施設のリニューアル工事などで年間23億円ほどを売り上げる株式会社郡山塗装(福島県郡山市)。現在、県内に本社を含め5拠点を構え、今年中にもう1拠点増やす予定があり、社員数は6年前の倍にまで増えている。成長を続ける同社にとって欠かせないシステムがある。オフィスコンシェルジュ(東京都豊島区)が提供する「建設BALENA(バレーナ)」だ。

「会社が成長していくのと同時に、システムも常にカスタマイズしていくことが必要です」
郡山塗装(福島県郡山市)　佐藤 隆 社長

常に変化し、完成形はない

「建設BALENA」は建設業に特化した業務統合システム。顧客情報や工程、予算などの管理と、見積もりや発注書の作成など、あらゆる業務を一括で管理できる。同社がBALENAを導入したのは1年ほど前のことだ。

毎年10人ほど社員が増え、現在110名を超える社員が働く同社。社員が20～30人だった頃は自前でデータベースを構築して管理をしていた。「社員数が増え、支店が増えて拠点が分散した際に一元で管理していくシステムを自分でつくるのはさすがに難しいと思い、専門の会社に頼むことにしました」と佐藤隆社長は語る。もともとFileMaker（ファイルメーカー）というソフトを使っていたため、ファイルメーカーを使用したデータベースをつくってくれる会社を探し、BALENAに出会う。慣れ親しんだソフトを使えることに加えて、建設業に特化してシステムを構築しているためお金の流れや人の動きを理解していることもポイントだった。そして何より、自社に合わせてカスタマイズできることが導入の最大の決め手だった。「会社が変わっていくのと同時に、システムも常にカスタマイズしていくことが必要だと思っているので、どこまでいっても完成形はないと思っています」と佐藤社長。「会社は変化していき、営業の仕方も変わっていくから、そこに対応してくれることが条件でお願いしたいと、オフィスコンシェルジュさんに契約の際に言いました。使っているうちにもっとこうしたほうがいいのではないかという要望が日々出てきて、遠慮なくここを変えてほしいと伝えていますが、丁寧に対応してもらっていて非常にありがたいです」と語る。

あらゆる業務を一元管理できる「建設BALENA」

独自の評価制度もシステムに反映

カスタマイズができるおかげで、以前からあった同社ならではの評価の仕組みもBALENAに引き継いでいる。その仕組みとは、年間を通して売上金額ではなくポイントによって個人の成績を評価するというもの。例えば100万円の工事を営業社員が受注した場合、その金額をポイントに換算し、その契約にいたるまでに関わった営業事務や施工管理などの社員にもポイントを振り分ける。このポイントが工事台帳にも表示され、一元で管理できるようになっている。

佐藤社長が特にBALENAで活用しているのは、一件一件の進捗と粗利の管理。タイムリーにお金の動きがわかることが役立っているという。「建設会社さんからのお仕事は受注金額が決まる前から工事がスタートすることが多いので、日々出ていくお金と月次の出来高の請求の管理をしっかりできるのは助かっています。また、各支店、各部門ごとにリーダーが動きをチェックし、その情報が上がってくるのですが、PLも月締めて10日以内といっていたものが、今は翌日に出してもらえるようになったのはBALENAのおかげだと思います」と語る。

今後はリフォーム業に完全特化した「リフォームBALENA」と融合させていきたいと佐藤社長は考えている。「リフォームBALENAはOBフォローの仕組みがあるなどお客様の視点に立っています。まずは会社全体の数字の動きを見られるように建設BALENAを導入しましたが、今後はたくさんいらっしゃるOBさんの対応の仕組みも有効につくれればと思っています」と語る。

会社の変化とともにカスタマイズできることが導入の決め手だった

オフィスコンシェルジュ　（東京都豊島区）
TEL：[phone]

建設BALENA（バレーナ）は、建設業の経営に変革をもたらす業務改善・採算管理のソフトウェアです。
建設業界特有のお悩みである「工程の管理」と「予算の管理」を実現しました。
副次的な機能として、見積り作成、発注書の作成、工事台帳の作成、入出金の管理、日報の作成など建設業特有の業務を一括で管理できるため、結果的に業務管理にかかる時間が数分の一に短縮されます。
手書きで日報を記入していたり、予定以上の納期となってしまったり、赤字工事になってしまうという中小建設業者の皆さま、是非、建設BALENAをフルにご活用頂き、工数削減・業績向上を実現させて下さい。