既設メーカー問わず対応可能
4月6日、YKK AP(東京都千代田区)は「かんたんドアリモ 浴室ドア」の発売を開始した。同商品はMADOショップと共働で開発し、「サニセーフII」をリニューアルしたもの。種類はドア、折り戸、引き戸の3タイプ。施工性や清掃性が改善した同商品について聞いた。
★この商品のポイント★
(1) 施工性を改善(折り戸・ドア)
(2) ガスケットレス・中桟レスで清掃性を向上(折り戸・ドア・引戸)
(3) 下枠排水タイプの浴室折り戸リフォームに対応するアタッチメント枠(折り戸)
(4) 同一価格(折り戸・ドア・引戸)
中桟レスですっきりとした見た目を実現
対応可能な見込み幅が増加
同商品の主な特徴は、従来品に比べ施工性が大きく改善された点だ。折り戸タイプでは、既設枠の上から取り付けるアタッチメント枠を改良し、対応可能な見込幅が増えた。折り戸タイプとドアタイプでは、既設枠の上から新しい枠をかぶせる内付枠(カバー枠)をラインアップし、付属部材を充実。既設のメーカーに関わらず、さまざまな現場に対応することができる。
営業本部住宅事業推進部インテリア商品企画室の伊藤陽一氏は「開発を進める中で、MADOショップの方から言われた印象的な言葉は『現場は同じじゃない』。リフォームの現場には昔ながらのいろんな商品があるので、どうやって納めるか毎回苦労します。どんな現場でもクリアできる施工しやすい商品を目指しました」と語る。
折り戸タイプとドアタイプは既設の枠を残したまま、その既設の枠の上に新しい枠を設置するため、約半日で工事を完了することが可能だ。

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