リフォーム領域強化へ
5月22日、ウッドワン(広島県廿日市市)が2020年3月期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比0.9%増の635億6600万円、営業利益は同312.1%増の19億4100万円、経常利益は1億5300万円の赤字から一転し10億1500万円の黒字、純利益は同277.1%増の8億2900万円となった。前年度に海外の事業再編を積極的に実施した結果一時的な損失を計上しており、今年度はその影響から大幅な増益となっている。
主要セグメントとなる住宅建材設備事業では、無垢製品「ピノアース」の7品目を重点品目に設定し販売を強化した結果、特に床材と収納において売り上げが拡大。また、大工の高齢化や人手不足に対応した「ジャストカット階段」などの省施工商品の売り上げが順調に増加した。2019年4月からはリフォーム領域の販売強化を目的に「第2営業グループ」を設置し、住宅設備機器・収納商品などのさらなる拡販に努めている。

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