AGC、オフィスで新型コロナ感染拡大防止

パーテーション仕様に対応

AGC（東京都千代田区）は、このたびオフィス・食堂などでの使用の増加が想定されるとして「ツインカーボ」の生産体制を増強した。

同製品は、強靭なポリカーボネートシートを特殊な技術で一体成形した中空構造の透明シートで、衝撃に対する強度が高いのが特徴。一般ポリカーボネートシートに比べ、重量は約1／5（6mm厚でも1平米あたり1.3kg）と軽量で、価格も手ごろだ。デザイン性も高く、オフィスや住宅などのインテリアに幅広く利用できる。

同社は、新型コロナウイルスの感染拡大下でオフィス空間の飛沫感染対策として、企画・提案したが、利用者から高評価を得たため、増産に踏み切った。オフィス空間の開放感やデザイン性を損なわず、新型コロナウイルスの飛沫感染対策ができる製品だ。