新型コロナの影響で販売面苦戦 営業損失400万円
フクビ化学工業(福井県福井市)は8月7日、2021年3月期第1四半期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比16.6%減の83億3900万円、営業損失は400万円、経常利益は同77.2%減の7800万円、四半期純利益は同75.4%減の6600万円となった。
建築資材事業の売上は、外装建材については装飾部材が順調に推移したものの、換気部材・防水部材が伸び悩み同13.9%減。内装建材は浴室用パネルが善戦したが、断熱材・養生材が低調となり同9.1%減であった。床関連材は同12.4%減、システム建材は同26.3%減となっており、全体では同13.3%減の64憶6400万円であった。
産業資材事業は、主力の車載用製品の需要減が痛手となり、前年比26.3%減の18億7500万円の売上となっている。
なお、2021年3月期の連結業績は、売上高が同15.2%減の350憶円、営業損失が1憶円、経常利益が同75.7%減の3億4000万円、純利益が同83.1%減の1憶6000万円を予想している。

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