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リンナイ、2021年3月期第1四半期決算

リンナイ、2021年3月期第1四半期決算

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減収減益も、アメリカとインドネシアで販売好調

リフォーム産業新聞イメージ画像14_決算リンナイ(愛知県名古屋市)は、8月6日、2021年3月期第1四半期の決算を発表した。連結売上高は、前期同期比7.2%減の685億8600万円、営業利益は同6.2%減の42億4900万円、経常利益は同8.1%減の46億6000万円。純利益は投資有価証券売却益を計上し、14.6%増の37億6300万円となった。

日本市場は、主力の給湯機器が国内と輸出ともに減少し、売上高は同6.9%減の358億7500万円、営業利益は、同11.6%減の28億4700万円となった。

海外市場では、アメリカは利便性の高いタンクレスガス給湯器の販売拡大、コロナの影響が少ない地域での給湯器販売が伸長し、売上高は同13.8%増の88億7300万円、営業利益は同109.9%増の4億8300万円となった。中国はコロナに伴う中国全土での経済活動規制から売上高は同36.9%減の49億7800万円、営業損失は2億8400万円。またオーストラリアの売上高は同7.5%減の50億2900万円、韓国の売上高は同12.1%減の66億3200万円、インドネシアは主力のテーブルコンロの販売が増加し、売上高は同26.9%増の27億3100万円となった。

機器別では、給湯機器の売上高は同9.4%減の389億4700万円、厨房機器の売上高は同4.0%減の179億5100万円、空調機器は同19.4%減の27億5900万円、業用機器は同1.5%減の17億9000万円だった。

2021年3月期通期について、連結売上高は同4.5%減の3250億円、営業利益は同7.0%減の320億万円、経常利益は同7.5%減の330億円、純利益は0.3%減の215億円を見込んでいる。

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