~クローズアップ建材・塗り壁 最新トレンド~
新築から中古へとニーズが移行している今、外壁リフォームは需要が拡大している。外壁リフォームには再塗装、貼り替え、重ね貼り、塗り壁などがあるが、それらの中から、今回は塗り壁の最新トレンドを紹介する。
いろいろな塗り壁 (1)
防火性に優れ安全
レーヴ外装用[富士川建材工業]
自然な仕上がり、温かな風合いを感じさせる仕上材。無機質なので防火性に優れ火災に強く安全。外部の水は吸いにくく、内部の湿気を排出するので、内部結露がしにくく、浮き・剥がれなどを防ぐ。セメントモルタルと比べ収縮率が小さくクラックの発生が少ない。
カラー800色
Sto(シュトー)塗り壁工法[JSPA]
ドイツ発、世界シェアナンバー1の塗り壁材「Sto」の施工を材工で請け負う。専用サイディングEPSをちどり貼りにした壁全体に、メッシュをベースコートで伏せ込むのでクラックを起こしにくい。塗料には撥水効果の高い蓮の葉が組み込んであるため自己洗浄力を持った外壁を実現。カラーバリエーションは800色。
塗り壁には、デザインや色味の選択肢が広い、手仕上げ特有の温かみや質感を楽しめる、防火性に優れているといったメリットがある。
一方、ひび割れ(クラック)を起こしやすいというデメリットがあるが、最新の商品の中には、壁全体を覆うようにメッシュをベースコートで伏せ込む工法を採用することで、クラックを大幅に抑制できるものもある。

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