有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

YKKAP、木製内窓の普及促進サポートを開始

YKK AP、木製内窓の普及促進サポートを開始

このエントリーをはてなブックマークに追加

オリジナル商品開発に部材・ノウハウ提供

YKK AP(東京都千代田区)が、国産木材利用の活性化と開口部の高断熱化の促進を目的に、各地の木材加工業者・建具事業者と連携した、木製内窓の普及促進サポートを開始する。

YKK AP 木製内窓の普及促進サポートを開始

これは、各地事業者がオリジナルブランドの木製内窓を商品化できるよう、YKK APが木製内窓用のアルミ形材、クレセントや戸車などの部品、ガラスなどを提供するもの。ガラスは複層ガラスで木製内窓と相性がよく、機能性能を発揮できるものを選定。事業者が商品設計をする際には、同社のノウハウや取り付け要領なども提供する。性能評価の試験にも、同社の施設を提供し協力するという。

提供を受けるにはYKK APとの契約が必要となる。先行事例として、後藤木材(岐阜県岐阜市)が木製内窓「ゴトモクのウチマド」を開発、2021年4月より販売を開始している。

後藤木材 「ゴトモクのウチマド」後藤木材「ゴトモクのウチマド」

YKK APの製品・ノウハウを活用して、各地事業者の支援による地方創生、高断熱化の促進による地球温暖化防止に貢献するというCSV(Creating Shared Value、共通価値の創造)、または「三方良し」の取り組みとも言える。

この記事の関連キーワード : YKK AP 住設建材メーカー 内窓 後藤木材 断熱

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる