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タカショー、XR体験アプリで庭を具現化

タカショー、XR体験アプリで庭を具現化

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施工後のイメージわかりやすく

ガーデンライフスタイルメーカーのタカショー(和歌山県海南市)が、デジタルトランスフォーメーションの取り組みをKDDIと推進、第一弾として業界初の多様な新しい現実「XR」体験アプリ「メタバガーデンforMRグラス」を9月より配信した。

タカショー MRグラスを無料アプリ「メタバガーデン」に連動させて利用MRグラスを無料アプリ「メタバガーデン」に連動させて利用

「メタバガーデンforMRグラス」は、5G対応端末とKDDI社のスマートグラス「NrealLight」を使うことで、バーチャル化されたさまざまなガーデン・エクステリア商品を配置し、施工後の完成イメージをMR(複合現実)でシミュレーションすることを可能にする。

同社がリリースしている施工イメージを作る無料アプリ「メタバガーデン」に連動させて利用。自社ショールームや展示スペースがなくても、場所や時間を選ばず、リアルとデジタルが融合したデジタルショールームが実現する。

利用方法は、MRグラスと5G対応のスマートフォンをケーブルで接続して装着。MRモードに切り替えて「メタバガーデンforMRグラス」を起動し、5つの商品カテゴリーから希望のものを選択。好みの商品を選び、色など満足がいかない場合はその場で変更することもできる。またデッキとガーデンファニチャーなど、複数商品を組み合わせてシミュレーションすることも可能で、それらをスクリーンショットとして保存できる。

「業者が提案時に利用することはもちろんのこと、最近は施主様がご自身のスマホにアプリをインストールして『このようにしてほしい』とリクエストするパターンも多いです」(高岡伸夫社長)

価格はMRグラスと5G対応のスマートフォンがセットで15万円ほど。ショールームや展示スペースの改装時に出る廃棄物やコストを抑え、環境保全やSDGsの取り組みへの貢献も期待できる。

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