住まいのかたちばかりに気をとられ、見落とされがちな断熱。しかし断熱をおろそかにすると快適な暮らしを手に入れることはできない。そこで今回は快適・健康・省エネな暮らしを実現する断熱材について紹介する。
~クローズアップ建材・冬対策・断熱リフォーム~
断熱とは、文字通り「熱」を「断」つということで、天井や床、壁から伝わる冬の冷気や夏の熱放射を遮る効果があり、快適で過ごしやすい住環境をつくるうえで不可欠なものだ。
断熱性を高めることで、冷暖房の効率が上がり住まいの省エネ性もアップする。また、家の中の温度差が少なくなるため、冬場に心配となるヒートショックを抑制する効果も大きい。
最新の断熱材には、SDGsを実現する環境に優しいもの、自然素材でシックハウスの原因とならないものなど、高い断熱性能のみならず環境や健康に配慮した商品も多い。
- 環境に優しい断熱材
- パーフェクトバリア[エンデバーハウス]
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ポリエステル断熱材。1棟で約1トンのCO2を壁に充填したことになり、その状態を建物解体まで保持するため、LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)を実現する。接着剤を一切使用しない熱融着による成型加工により、揮発性物質等の有害性がない。ペットボトルをリサイクルして製造するエコマーク認定品。

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