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「2か月は遅延」長引く給湯器遅延に、経産省と国交省が危機感 要請の内容を解説
ーー以下、本文ーー
2021年10月18日号で取り上げた給湯器、トイレの納品遅延が未だに続いている。特に給湯器の回復は見通せず、給湯器が壊れ風呂に入れない人が続出する可能性が出てきた。リフォーム会社はどう対処しているのか。現場の声を聞いた。【リポート/編集部 高田遥介】
給湯器遅延、来年春まで続くか
部材不足で生産量が減少
自宅の給湯器を見直すべきだ
夏頃 | 東南アジア全体でクラスター発生 ロックダウンや工場閉鎖等で、受注に対して供給できなくなる |
10月 | 解除開始、工場は引き続き出社人数制限、生産量は 前年同月比90%なものの、現状の需要に追い付けず |
中国の計画停電で、ハーネスなど部品供給遅延が発生 | |
12月 (予想) |
給湯器の遅延が続き、年内は正常化しないままの可能性大 |
世界的な樹脂、中国の電力不足など工場の正常可動は厳しい |
チラシから削除
リフォーム売上高2億円超のリライブ(神奈川県横浜市)の竹本龍二社長は、「給湯器が遅れている」と話す。
「毎日のように、商社さんから納期遅延の連絡が届いています。ですから発注できておらず、チラシにも給湯器は出していません」。給湯器の問い合わせがあった場合は修理して使うか、待ってもらうかのどちらかしか策がない状況だ。
日高都市ガス(埼玉県日高市)は2021年7月頃、昨年の実績分の給湯器を確保した。「商社さんから、東南アジアがロックダウンするので給湯器などが入らなくなると連絡をいただきました。去年はノーリツやリンナイ、パロマ製を購入していましたが、今年はパロマ1社のみです」(営業統括部部長兼経営企画室・横田敬二氏)

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