毎日使うバスルーム。油断しているといつの間 にか床にも黒ずみやカビなど汚れがたまってしまう。快適にバスタイムを過ごすために、各メーカーでは汚れにくく掃除しやすいバスフロアがラインナップされている。
クローズアップ建材 掃除がしやすいバスルーム
常に水気にさらされている浴室の床は、水はけが重要。水が長時間残っているとカビや雑菌の繁殖につながってしまう。ユニットバスの床は、水はけをよくするために、細かく刻まれた溝により、表面の水を排水口に誘導して乾きやすい床なっている。
溝形状だけではなく、表面に特殊加工を施すことや、基材自体の性能で水が流れやすくなっている。そのため、汚れなどもつきにくくシャワーを流すだけで、きれいな状態をたもつことができる。
それでも溜まってしまう頑固な皮脂よごれや黒ずみに対して、スポンジでこするだけで、溝の奥までキレイになる工夫が施されている。また、素材によってはブラシで力強くこすっても傷がつかない丈夫なものも数多くある。各商品の床についても理解を深めて快適なバスルームへのリフォーム提案につなげたい。
- ゴシゴシ洗えるタイルフロア
- キープクリーンフロア[タカラスタンダード]
- 傷がつきにくい磁器タイルの床。頑固な皮脂汚れなども硬いブラシでしっかりと洗える。熱が伝わりやすく、お湯をかけるだけですぐにあたたまる。下に挟んだ保温材が、床下からの冷えた空気をシャットアウトしてくれる。天然石のような柄で意匠性に優れている。

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