予算に合わせて選べる「グランスパ」
タカラスタンダード(大阪府大阪市)は8月29日、理想の浴室空間をカスタマイズできるシステムバス「GRANSPA(グランスパ)」を発売した。
高級価格帯から普及価格帯まで予算に合わせて自由にプランニングできる「GRANSPA(グランスパ)」
同商品最大の特長は、高級価格帯から普及価格帯まで予算に合わせて自由にプランニングできることだ。浴槽や床の素材、壁パネルのデザイン、そしてオプション機能など幅広い選択肢の中から選ぶことができる。「これまでは価格帯別にラインナップしており、シリーズごとに選べるものが異なっていました」と営業本部営業企画部商品企画グループの相良克典課長。
例えば、保温性と清掃性も兼ね備えた、高級感を演出する大判の磁器タイル「キープクリーンフロア」は、これまでは特定のシリーズでしか選べなかった。しかし、グランスパでは、床をキープクリーンフロアかFRPフロアから選ぶことが可能だ。営業本部副本部長兼営業企画部長の高月真剛氏は「浴槽はベーシックなものでいいけれど洗い場はこだわりたいなど、どこに重きを置くかは人それぞれ。同じグランスパの中でセレクトできるようにすることでお客様にご満足いただけます」と語る。
また、オプションにも新機能が加わり、より快適な浴室空間の実現が可能になった。例えば左右に分かれたツインの水流が体を包み込む「肩包み湯」。2つの吐水口から左右に分かれて出ることで、肩から胸元までお湯が流れ、全身をしっかり温める。湯量はその日の気分に合わせて3段階から選択できる。クッションピローは取り外し可能で、お手入れも簡単だ。
左右に分かれたツインの水流が肩から胸元まで流れて、全身を包み込む「肩包み湯」
ほかにも、マイクロバブルにより温泉気分を味わえる「うるぽか湯」やミラーの上下にセットされた間接照明をシーンや気分に合わせて調光・調色できる「ラグジュアリーミラー」、自動浴槽洗浄システム「オートウォッシュ」が追加された。
高月氏は「タカラスタンダードはキッチンというイメージが強いですが、浴室に伸び代があることを踏まえて、グランスパで勝負していきたいと思っています」と語る。
営業本部副本部長 兼 営業企画部長
高月真剛 氏
営業本部営業企画部 商品企画グループ 課長
相良克典 氏

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)10,11面
-
1654号(2025/06/23発行)8,9面
-
1654号(2025/06/23発行)6,7面