住まいが安らぎの場なのはもちろん、テレワークなど多岐にわたる過ごし方により、インテリアにはより機能性や効率性が重視されるようになっている。
クローズアップ建材 インテリアデザイン最新潮流
カーテンや照明、家具など居室を構成するアイテムは、従来では意匠性だけで選ばれることがほとんどと言ってもよかった。
しかし、IT化の流れを受けて、それらにおいても、より便利さも含めてデザインという概念が浸透しつつある。
家が「住まう人の安らぎの場」という定義からすれば、好きなデザインや色のインテリアに囲まれながらいかにくつろげるかどうか、が一番のポイントであることに変わりはないだろう。
だが、働き方の多様化が進み、テレワークを継続する企業の多さを考えると、自宅は、ホームオフィスとしての役割や機能も果たすといった流れは今後も進んでいくと思われる。そうした背景からも、システム化された機能的な空間や家具などが、より注目されている。
もはや、インテリアとITは互いの存在意義を利用しあいながら、住む人の利便性や心地よさという相乗効果をもたらしているといっても良い。
- スマートフォンでラクに開閉操作
- スマートインテリアシェード ホームタコス ブレア[立川ブラインド工業]
- シェード内に空気層を設けることで、断熱性と意匠性に優れたハニカム(蜂の巣)構造のスクリーン。手の届かない高所でもリモコンやスイッチで、座ったままでも操作できる。製品の高さやレースの分量などを事前に操作しておくことで、毎回調整する手間も省ける。また、市販のスマート家電リモコンやスマートスピーカーと接続でき、スマートフォンで外出先からも開閉操作などが可能。

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