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ルームクリップ、2024年のトレンド予測ZEHとホムパがキーワード

ルームクリップ、2024年のトレンド予測 ZEHとホムパがキーワード

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2023年、最も注目を集めたインテリアトレンドは「色のある暮らし」だった。住生活の領域に特化したウェブサービス「RoomClip」を運営するルームクリップ(東京都渋谷区)が、「RoomClip Award 2023」を発表した。ユーザーの投稿した画像や文章、コメントなどのデータを分析し、トレンドをまとめた。

1位は「色のある暮らし」

省エネ・断熱も人気上昇

ルームクリップ 2023年のトレンド トップ10

ゲーム部屋が3位に

1位に選ばれた「色のある暮らし」は、花や観葉植物、ポスター、ラグなどを用いて白黒以外のカラーをインテリアに取り入れたコーディネート。

色の取り入れ方として、2022年以降、「推し」と呼ばれる自分の好きなアイドルやキャラクターのグッズを部屋にディスプレイする動きが加速し、推しが象徴する色を活用する手法も一般的になっている。「カラフル」「カラー」といったタグが多く使われ、脱コロナを象徴するような彩り豊かな部屋の投稿が増えた。

RoomClip住文化研究所の水上淳史主任研究員はこう話す。「ファッションとインテリアは連動しており、2010年代のノームコアが流行したころ、インテリアでもシンプルなものが流行りました。最近ではファッション業界でネオンカラーなどが流行しており、その動きをインテリアに取り入れ、色を使う流れが生まれています」

2位は「省エネ・断熱」。近年の電気代高騰がきっかけで、より電力消費が小さい家電に置き換える動きが活発化した。また、深夜帯など電気代が安い時間に家電を使うといった、電気代を抑える工夫についての投稿も増加した。

「電気代が高すぎる」というタグも頻繁に利用されており、水上主任氏は「電気代自体は落ち着いたが、節電に対する意識というのは高いまま2023年を駆け抜けた」と話す。電気代を抑えるため、二重窓室内窓の設置など高度なDIYを実践するユーザーの動きも見られた。

3位の「ゲーミング部屋」は、eスポーツの盛り上がりや、遊び方が変わり複数人でプレイする時に一人一台のゲーム機を使うようになったこと、体を動かすために一定のスペースが必要になったことなどからランクインした。

24年の注目は「ZEH」

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