災害時の水道や電気、ガスといったインフラリスクや建物の倒壊などを想定し、どのような備えをしておくべきなのか。平時にも活用できる建材を検討しよう。
クローズアップ建材 防災リフォームのススメ
9月1日は「防災の日」。毎年のように、地震や台風、豪雨などの自然災害が各地で頻発しているが、防災リフォームは、被害を想定した対策をしっかりとして、住まいの補修や設備を整えることが重要だ。
なかでも、地震による倒壊防止のための基礎補強は優先度が高い。液状化や地盤変状は避けられないものの、それに伴う家の傾きや不同沈下による基礎への負担は軽減できるからだ。まだ数は少ないが、アラミド繊維を使った基礎補強工事に助成金を出す自治体もある。
また、建物の倒壊を免れてもインフラが寸断された場合に備えた建材の活用も検討したい。例えば、生活インフラにとって欠かせないトイレ。断水を免れても停電で利用できないケースもある。どのような状況でも生活基盤を守れるよう、さまざまな非常事態に役立つ建材を選択したい。
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