照明デザインの開発を行うaeco light(東京都中央区)は、専門知識がなくても照明プランを作成できる「CHUBIC」を提供している。
アップロードした平面図上で、照明プランが作成できる
CHUBICは、平面図をアップロードするだけで照度計算、照明器具の選択、配置が自動設定される照明計画支援ツール。2023年からベータ版で無償提供を開始し、現在の登録者数は約500ユーザー。約半数が工務店だ。
プランニング方法は、平面図をアップロード後、コーヒーテーブルやキッチンカウンターなど照明計画を行いたい場所の用途を指定する。次に施主が求めるイメージに近づけるため、空間の雰囲気を設定する。明るさにメリハリのあるリラックスや、自然な明るさのナチュラル、均一な明るさのブライトから選べ、雰囲気によって照明器具の種類や灯数が自動変更される。そのまま設定した照明器具の購入もできる。
自動設定されるプランニング方法のほかに、ユーザー自身で照明器具の選定、配置も可能だ。照度は自動計算されるため、JISの照度基準の範囲内か確認しながらプラン作成が行える。
「照明は住空間で大事な部分ですが、照明計画には知識や時間が必要です。CHUBICはユーザーの負担軽減にフォーカスして開発。数日かかっていた作業を1時間に短縮できます」(マーケティング部マネージャー・大丸アポリーヌ氏)
同ツールに登録されているメーカーはオーデリック、コイズミ照明、大光電機、パナソニックの4社。シーリングライト、ダウンライト、スポットライト、ペンダントライトなどの800種類が登録されている。
マーケティング部 マネージャー 大丸アポリーヌ氏
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