LIXIL(東京品川区)は、一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を2025年4月1日受注分より 改定すると発表した。 改定率は、住宅サッシ・玄関ドアが3~12%、 エクステリアが5~15%(平均8%程度)、ビル・フロント・マンションドアが1~6%程度、トイレが1~167%(平均23%程度)、水栓金具が3~53%(平均8%程度)、浴室が1~91%(平均6%程度)、キッチンが2~34%(平均6%程度)、洗面が2~156%(平均40%程度)となる。原材料、購入資材、部品、物流費などの高騰に対し、企業努力のみで対応することが困難としている。
同社の瀬戸欣哉社長は決算発表の場で、価格改定について次のように言及していた。「今の時代、物流をされている⽅、それからベンダーの皆さん、資材を作られている⽅の値段を叩くなんてことはできないわけですから、値下げをすることは、基本的には⾃分たちの⾸を絞めることになると考えています」
瀬戸欣哉社長
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