日本初特許取得の「I型カーテンレール」を製造した窓まわり製品の総合メーカートーソー(東京都中央区)は、9月に創立75周年を迎えた。同社は「WITH-」というブランドコンセプトを掲げ、企業の価値観を見つめなおす。今回、6月に新社長に就任した八重島真人氏にこれまでのトーソーの歩みと今後の歩みについて話を聞いた。
絶え間ない挑戦の75年
継承される創業からの思い
八重島真人社長
同社は創立75周年にあたり、社内で企業イメージを調査した。その中で多く挙げられたキーワードが「控えめ」「アシスト」「寄り添う」であった。
「アンケート結果を見たとき、「変わった回答だな」と感じました。それと同時に、主役でなくても空間になくてはならない存在。それが当社の価値観だと気づきを得たのです。そこで、空間に寄り添って役に立つことをするという意味でキャッチコピーを『WITH-』とつけました」と八重島社長は語る。
現代において、カーテンはカーテンレールなしには機能しない。共創することでこれからも空間づくりになくてはならない商品であり続けたい。この思いの起源は1930年代にまで遡ります。
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