ステンレスオーダーキッチンメーカーの松岡製作所(広島県広島市)は自由が丘ショールームをリニューアル。すべての展示キッチンを一新させ、実際に使える体験型オーダーキッチンスタジオを併設させた。
オリジナルのホットバイブレーションカウンター
ショールームに展示された水耕栽培を組み込んだキッチン
同社は1927年に創業、広島でオーダーキッチン専門の事業展開をしていた。現社長の松岡哲夫氏は「2006年の入社当時は広島を拠点に販売をしていましたが、ステンレス加工部材をキッチンメーカーに売り込もうと東京に乗り出したのが私でした。2012年には現在の東京自由が丘に事務所移転と同時期にショールームを新設。今回、リニューアルする流れとなりました」と思いを語る。
発売から人気を集め、同ショールームにも展示されるホットバイブレーションカウンターは同社オリジナルだ。あえてステンレスに傷を付けたヘアライン仕上げで、ステンレス特有のギラギラした印象を和らげる。
さらに製造時、溶鉱炉から出た後に自然冷却することで表面が硬くなり傷がつきにくくなっている。「今回のショールームは水耕栽培装置を組み込んだオーダーキッチンやレンタルスタジオも併設しています。異なるテイストのスタイリッシュなキッチンやダイニングテーブルが常設しており、今後料理教室や同窓会などイベントスペースとしても活用いただきたいと考えています」(松岡社長)
また、今後海外進出を進める同社は、ドイツで開催される展示会インターツム(INTERZEM2025)にも出展予定だ。

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