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不動産仲介、管理、建売住宅、資産活用などを事業とするクラスコ・ホールディングス(石川県金沢市)は、グループを統一する新ブランドとして「GO」を掲げることを発表した。
記者発表で「GO」ブランドについて話す小村社長
グループには現在、クラスコを中核とする石川県を地盤にした賃貸管理、仲介業を展開する10社と、埼玉県を商圏としてM&Aによりグループ入りしたフロンティアホーム(埼玉県所沢市)、コニシホーム(埼玉県さいたま市)、このほかシステム会社などを合わせた12社がある。今後は石川県の6店舗、東京都の1店舗、埼玉県の3店舗を「GO賃貸/売買ショップ」としてブランドの周知を図る。
本社のある「GO賃貸・金沢けやき通り店」もリニューアル
新たな企業ビジョンは「GO FUN(FAN)」。店舗名にとどまらず、あらゆるブランドを「GO」に集約する。例えばクラスコグループで仲介、管理、リフォームなどの取引をした際に付加されるポイント制度も「GOポイント」となる。
リブランディングの目的は、社内外に企業ビジョンを行き渡らせるため。グループ会社が増え、商圏も広がったことにより、顧客、社員、取引先に対して企業ビジョンを明確に伝える必要性が高まった。
「3年ほど前から、プロモーションと経営におけるメッセージを統一する必要性を感じていた。入居者や地域住民向け、オーナー向け、社員向けのメッセージと区別せず、どのメッセージを誰に見られてもクラスコグループが目指すビジョンとして伝わるようにしたかった」(小村典弘社長)
リブランディングに合わせた店舗やオフィスの改修も始まっている。新たな店舗は音楽、香り、内装にこだわり、グループで同じコンセプトを打ち出す。グループ全体の昨年6月期の売り上げは67億6000万円。

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