LIXILグループの業績が好調だ。2014年3月期第1四半期の連結決算は売上高が3484億円と前年比6.8%増、経常利益が136億円と同3.7倍増え、増収大幅増益だった。
国内総売上高に占めるリフォーム比率も29.1%、目標に掲げる30%に迫った。
住宅着工の回復傾向を追い風に、サッシなど建材や新製品の販売が好調で、リフォーム事業も順調だった。第1四半期のリフォーム商材の売り上げは674億円で、前年比4.3%増。
これに関連し、藤森義明社長(CEO)は、「リフォームの売り上げはもっと伸ばしたい。これから大型リフォームが前倒しであると思う。刈り取れるところは刈り取りたい」と述べ、リフォーム事業の拡大に強い意欲を示した。
2014年3月期通期は売上高が1兆5700億円で前期比9%増、経常利益が700億円で32%増を見込んでいるが、通期予想は据え置いた。

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