ノーリツは2013年8月29日、所有する六甲アイランド地区航空貨物上屋を使ったメガソーラー売電事業を開始した。神戸市が民間事業者に所有物件の屋根を貸し出す事業としては初。
神戸市の公共施設で太陽光売電事業
同発電所には太陽光発電モジュールを4942枚設置。屋根面積約2万4000㎡のうち、9475㎡を利用してモジュールが取り付けられた。年間発電量は合計約120万kWhとなり、これは一般家庭の約220世帯分に相当する。年間600トンを超えるCO2削減効果が見込め、発電した電力は全量を電気事業者に売電する。建設費用は3・3億円。
同社は、中期経営計画「Vプラン16」において新エネルギー分野の拡大を掲げ、太陽光発電システムの普及を進めてきた。7月10日には国内最高出力・最高効率の太陽光パネルを発売したほか、7月18日には加古川事業所太陽光発電所も本格稼働した。

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