パナソニックエコソリューションズ社はこのほど、家庭内エネルギーの地産地消・削減を目指す実証実験を開始した。
実証実験は横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)で行われている。
同プロジェクトは、横浜市と民間企業との協働で、2010年4月に日本型マートグリッドの構築・海外展開の取り組みとして、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたもの。
今回は太陽光発電のシステムと蓄電池を、横浜市内の戸建て住宅48戸に装備。エアコンなどのエネルギー消費危機をモニタリングして、各参加家庭のライフスタイルをベースに、一戸ごとの最適制御を試みる。
全48戸の電力量を把握し、それを1つの大きな蓄電池に見立てて、一定エリア内でのエネルギーの地産地消と、消費電力の削減、制御の取り組みを行う。
この実証実験は、「家庭用畜エネ機器を活用したデマンドサイドマネジメント(DSM)」の名称で、新エネルギー導入促進協議会の採択を得ている。

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