緊急時の停電に不安あるユーザーに
「太陽光はつけたいが200万円もかけるのには抵抗がある」―――。そんな消費者の声を受けて小型の太陽光発電装置「PVチャージステーション」が誕生した。開発したのは、北海道札幌市に本社を置くトミタ。49万5000円~と、50万円以下で購入でき、独立式のため、簡単に地面に設置できる商品となっている。
独立式なので簡単施工
「200万円の投資はできないけど、停電時に不便がないようにしたい、電気がないことで窮地に陥ることは避けたいと思っている方は多くいます。そうした方が出せる金額帯は50~70万円。収益性は見込めませんが、緊急時はこの小規模でも対応できます」(佐山廣和社長)
同商品は、240W級のパネルを金属製のフレームで上下に2枚設置した形になっており、このパネルは片面発電、両面発電タイプを選択できる。発電後は電気を一旦蓄電池に充電後、家庭用の100Vに変換して使用するシステムだ。
晴れた日は、2・76kW(プランAの場合)の蓄電池が約半日でフル充電となり、設定により、発電した電気を優先して利用するか、電気を貯めておくかを選択可能。基礎工事をして、地面に取り付ける以外に、スペースがない家では、壁面にも取り付けできる。
現在、全国で販売・施工代理店を募集中。販売代理店の場合、加盟料は無料で、同社から商品を購入する形となる。

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