LIXIL(東京都品川区)は2025年3月期の決算(国際会計基準)で、売上収益は前期比1.4%増の1兆5047億円となった。営業利益にあたる事業利益は前期比35.3%増となる313億円。最終利益は159億円プラスの20億円だった。
海外は増収増益
水回り製品を主とするLWT(ウォーターテクノロジー)事業は日本国内、海外ともに増収増益となった。売上収益は前期比3.4%増の9278億円。事業利益も改善し、前期比80.2%増となる409億円に達した。国内の売上収益は3.4%増の4350億円、事業利益は16.5%増の243億円。海外の売上収益は3.5%増の4929億円、事業利益は802.4%増の166億円だった。
国内では新築着工数の落ち込みの影響を受けたものの、リフォーム向け商品の売上増により増収となった。また、2024年4月1日受注分から、平均4〜8%程度の水回り製品の値上げを実施するなどの価格改定効果により、増益となった。

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