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ウォシュレット、「節水」「洗い心地」技術の進化

ウォシュレット、「節水」「洗い心地」技術の進化

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TOTOウォシュレット

 温水洗浄便座の代名詞ともいえる「ウォシュレット」。1980年の発売開始から35年、累計出荷数は4000万台を超えた。「おしりを洗う」新発想から現在に至るまで、節水と洗い心地の両立をかなえたのが独自の吐水技術の発展だ。

必要な水量の歴史

 1980年の発売当時は、大きめの貯湯タンクが袖についた便座だった。洗浄の湯は毎分あたり1000~1300mlを必要とした。貯湯タンクの小型化が進み、さらに内蔵できるようになった2000年代には湯量は550~600ml/分と約半分になった。さらに瞬間式の登場により、貯湯タンクは不要になった。

 現在、瞬間式のウォシュレットでは430ml/分を達成している。これはヒーターを効率よく使いお湯にするために割り出された、TOTO独自の数値だ。

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