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《パナソニック真岡工場ルポ》室内ドアを月5万台生産

《パナソニック真岡工場ルポ》室内ドアを月5万台生産

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 パナソニック(大阪府門真市)は、リフォーム対応商品ブランド「Refoms(リフォムス)」に、5月からインテリア建材を加える。主力となる内装ドアは様々な高さを揃えた点が特徴だ。増える需要に備えて、どう安定供給するのか、内装建具の生産を担う栃木県真岡工場をリポートする。

パナソニック 表面材のVカット切り込み表面材のVカット切り込み。
自動で読み込まれたQRコードに従って、各サイズに切り取られ、V字の溝が入れられる

Vカット工法で仕上げる内装ドア

 真岡工場は現在、月間5万台のドアの生産能力がある。内装ドアの特徴は、木質の芯材にハニカムコアを挟み、表面材をかぶせる構造。表面材は反りを防ぐ防湿シート、木材チップを熱圧成型したMDF、化粧シートと接着剤でできている。

 同社では、折り曲げた表面材でドアの側面を覆う「Vカット工法」を採用している。これは一般的なエッジ張りに比べて高度な技術や設備が必要だが、表面材がはがれにくく、上品な印象に仕上げられる。

パナソニック 内装ドアの構造内装ドアの構造。
芯材に入った紙製のハニカムコアが軽量でドアの強度を高める

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この記事の関連キーワード : インテリア パナソニック 内装ドア 大阪府門真市 建材 防湿 需要

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