新築マーケットの先行きが不透明な中、新築事業に参入するリフォーム店が増加している。各社の取り組みの背景には、「事業を拡大するには新築も必要」というリフォーム会社ならでの課題がある。
「ももくりの家」の施工事例。価格帯は1500万円台
「他エリア進出よりリスク少ない」
2014年4月から新築事業に取り組んでいるリフォーム会社が桃栗柿屋(滋賀県東近江市)。前期は、受注15棟、2億4000万円を売り上げた。野々村新治社長は、「同じ営業エリアで提案の幅を広げたかった」と話す。
「ビジネスの拡大を考えた時、他のエリアに進出するより、今のエリアで多事業化するほうかリスクが少ないと考えた。根底にあるのはリピートビジネスなので、同じお客さんに別の商品を販売することで事業を拡大できる」(野々村社長)

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