宮城県仙台市で年間280棟の注文住宅を販売するスモリ工業(須森明社長)。本社にある「ハウス・スタジアム」は同社の家づくりに対するこだわりが体験でき、ユーザーからの信頼を得るための重要な場となっている。
年間280棟の注文住宅を売るショールーム
オフィスやモデルハウスを併設する広大な敷地。同社を訪れたユーザーが最初に案内されるのは、1階にある工法体感コーナー。一般的な木造工法と、同社オリジナル工法で作られた壁に、大型の機械でそれぞれに横から力を加え、耐久性をその目で確認してもらおうというもの。一般的な工法に亀裂が走っているのに対し、オリジナル工法は劣化がないままだ。
広大な敷地にオフィスとショールーム、モデルハウス2棟が並ぶ
さらに奥に進むと、あるのが「冬の寒さコーナー」。外気温を氷点下0度に設定した環境で、通常の部屋と同社の高い断熱気密性を持つ部屋を比べる。こちらも同社の部屋が暖かいことが実感できる。さらに外気温30度に設定された「夏の暑さコーナー」もある。
同施設最大の目玉が、「台風コーナー」。屋外のモデルハウスの前に設置された巨大な4機のプロペラファンと放水機を用意。人工的に台風を発生させるオリジナルの装置だ。風速30キロメートル、降水量150ミリの状況を再現し、台風にもびくともしない乾式工法で施工された外壁タイルの耐久性を実感してもらう。
目玉の1つ「台風体験コーナー」。風速30キロの雨がモデルハウスを襲う

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