蔦屋家電、リフォームサービス本格化

　カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC・大阪府大阪市）が運営する「二子玉川蔦屋家電」（東京都世田谷区）が、リフォームサービスを本格化させる。同店は今年6月から来店客にリノベーション会社や設計会社を紹介する「蔦屋家電リフォームサービス」を開始。来年からリビング・キッチン空間を再現した特設コーナーを設け、ユーザーのさらなる利用を促進する。

店舗2階に設けたリフォームコーナー

　現在、店舗の2階にはリフォームコーナーを設置。訪れたユーザーに対し住宅の知識を持つコンシェルジュが応対する。ユーザーのニーズを把握し、提携する8社の住宅事業者を紹介する。紹介後も家電やインテリア、グリーンなどの相談に乗り、同店で販売する各商品の同時購入を促す。リフォームの相談は無料。

　同店の責任者である白方啓文館長は「当社は創業当初から、本や映画など生活の中身を構成するものを自分たちで編集し、提供してきました。当店ではさらに進んで家電やグリーンなども販売していますが、中身だけでなく、その外側にある家もサービスとして提供する必要があると考えました」と話す。