休日返上で力を入れて作ったデザインが『好みじゃない』と断られた読者はいないだろうか。全世界で4000万人が利用するリフォーム情報サイト「Houzz」(運営ハウズジャパン・東京都渋谷区)の新サービス「Sketch(スケッチ)」は、そのようなリフォーム会社の悩みを解決するサービスになっている。
ベースの内装は1300万枚から、家具インテリアは8万点から選べる
1300万枚からデザインを選ぶ
「Sketch」とは何か。これは、Houzzのサイト上にアップされているリフォーム事例など1300万枚を超える空間写真に対して、寸法やメモなどを書き込むことができるというもの。
また、Houzzで提供している家具や建材の写真をその「Sketch」上に配置することもできることから、ウェブ上で室内空間のシミュレーションをすることができる。
イメージの作り方は簡単だ。まず、室内の大まかな内装を決める。デザインのベースとなる空間画像は、施工事例1300万枚から選ぶこともできるし、もっとサンプルの画像からも選ぶことができる。サンプル画像は、フローリングの部屋など様々なものが用意されている。
次に、そこに配置する家具などを選ぶ。サイト上にアップされている8万点以上の家具から選ぶことができ、それを好みの大きさで、好みの場所に配置することができる。すでに持っている家具に近いイメージのものでもいいし、リフォーム後に買いたいと思っている家具のイメージでもいい。実際に住むイメージを具体的につくることが重要なのだ。
最後に、寸法やメモをつけてデザインのイメージを補足する。編集できない床材や壁の色などをここで補足すれば、リフォームイメージが、より具体化できるだろう。
内装を選び、家具を配置。メモでイメージを補足できる
プランを作る前にエンドが訪問を
では、これを提案力の乏しい事業者はどのように活用すればよいのだろうか。
同社の加藤愛子社長は次のように説明する。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面