「無印良品」ブランドで住宅事業を手がけるMUJI HOUSE(東京都豊島区)は7月11日からリノベーションするすべての物件の断熱性能を数値で示すようにする。マンション全面改装パッケージ商品の標準サービスに加える。
「無印良品」のリノベは断熱性にもこだわる
省エネ性が高い物件であることが条件になっている住宅金融支援機構のローン「フラット35リノベ」を使えるようにし、消費者の敷居を下げる提案も始める。
同社では2015年からリノベーション事業を開始し、「インフィルゼロ」という名称でマンション改装を手掛けてきている。特徴は高気密高断熱化による省エネ設計。具体的には壁に旭化成建材のフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を既存の断熱材の上に重ね張りする工法を採用。窓は既存のサッシの内側に樹脂製のペアガラスを設置し3重窓化。サッシはクレセントがなく開閉できる仕様になっており気密性が高い商品。

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