支払い、不要品売却がもっと便利に
新たな金融サービスの登場は、人々の暮らしをどのように変えるかー。「暮らしをテクノロジーの力で変える」をテーマに、9月に開催されたセミナーイベント「Living Tech Conference」。その1つとして行われたパネルディスカッションでは、今注目されている金融ベンチャー企業3社の代表らが登壇した。
16時間で3.6億円
「自分たちでも予想していないほどの反響だった」
そう切り出したのは、バンク(東京都渋谷区)の光本勇介社長。今年6月28日、スマホで撮影した物の値段を瞬時に査定し現金化するアプリ「CASH(キャッシュ)」をリリース。そのユニークさがサービス開始前からネットで話題になり、リリースして数時間で約3万ダウンロードされるほどの反響となった。
しかし余りにも査定依頼が殺到したため、開始から16時間でサービスを中止。初日に査定し、ユーザーが売却を希望した金額は合計で3億6000万円に上る。

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