プレミアホームアシスト、女性チームがメンテナンス「すまいの健康診断士」活躍

年4000件の実績

　年間4000件ものマンションの定期点検サービスを提供するプレミアホームアシスト（東京都千代田区）は、10月より「女性」チームによる点検・メンテナンス作業を開始した。コンセプトは「お客様が困る前に手を差し伸べる」。

　事業開発室室長の林由美氏は、「購入した家を適切に維持管理することで、資産価値を向上させ、社会の資産として承継されていくお手伝いをしていきたい」と語る。

マンションを再現した研修スタジオで実施作業を行った

女性の目線を大切に

　同社では、これまで多能工職人による緊急駆け付けサービスを行っており、この職人が点検業務まで担当していた。しかし、件数が増加していることからインスペクション業務として事業化するに至った。そして今年の4月に「すまいの健康診断士」として、チームが発足した。6カ月に及ぶ研修期間には、コールセンターでの研修、設備や不動産知識、建築的な構造論についての机上研修、そしてマンションを再現した社内スタジオでの実施作業を行った。マニュアル通りにはいかないことを学ぶために、現場への同行も繰り返し行う。ホスピタリティが重要になるため、外部講師による研修も行われた。

様々な種類の水栓金具やシャワーヘッドを揃え、どの型にも対応できるよう研修