・東急Re・デザインがマンションリフォーム売上で70億円を目指す
・中規模で空間を改修する定額商品を、工事単価400~600万で販売
・マンション以外の改修も手がけており、年商は現在200億円規模
9空間のリフォーム定額商品を発売
東急Re・デザイン(東京都渋谷区)は2020年にマンションリフォームの売上で70億円を目指す。現在の売上高は50億円で4割増を計画。今年4月からは定額リフォームパッケージの新商品を投入し、グループの東急コミュニティーが管理するマンション30万戸に提案していく。
9つの空間をリフォーム
マンションリフォームを伸ばす戦略は、9つの空間を改修する定額商品だ。ユーザーはまず「リビング・ダイニング」「洋室・和室」「浴室」などリフォームする空間を9種類から選ぶ。次に選んだ空間の畳数を決める。3つ目に間取り変更をするか否かを決める。最後に住設メーカー3社のいずれかを選ぶ。これらを選択していくと自動的に工事の概算が出るという仕組みだ。ただし、工事面積が合計18畳以上になる必要がある。
想定する工事単価は400万~600万円だ。グループがこれまで手掛けてきたマンションリフォームは小規模な工事か、あるいはフルリフォームのサービスが主で、中規模な工事についてはメニューとして展開していなかった。

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