展示場に5万人「梺ぐらし」を体感
新築戸建て住宅の着工棟数が減少傾向にある中、右肩上がりの成長を続けているのが、アールシーコア(東京都渋谷区)だ。2017年1月~12月には、前年同期比109%となる1050棟の新築住宅を受注し、過去最高の実績を更新した。「BESS」ブランドで、ログハウステイストの企画住宅を武器に好調を維持している同社の吉田忠利BESS事業本部BI本部長付参事に事業戦略を聞いた。
「BESS」のガイドブック掲載の「LOGWAY」紹介ページ
自然と感性を重視した家
同社の家づくりにおけるスローガンは、「『住む』より『楽しむ』を」だ。これを実現するため、プランニングの際は機能優先の人工物よりも自然の素材を生かすこと、そして、合理性よりもユーザーの感性を優先。その結果たどり着いたのが、ログハウスなどの、自然素材をふんだんに使いつつも、高度な人工物の使用を控えた家。平均単価は2200万円ほど。
そして、4つのラインアップを中心に据えて、細かいユーザーのニーズをカバー。1つは、外観や内装のテイスト、オプション機能を選んでつくり上げる「WONDERDEVICE」。2つ目は、広いベランダ空間「NIDO」と三角屋根が特徴の「G-LOG」。

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