地名から災害発生を予測
数々の耐震リフォームを手掛け、既存木造住宅の診断・補強の専門家として活動する匠建築(東京都世田谷区)の保坂貴司社長は、多くの建物が建ってはいけない場所に建っていると話す。家を建てる前に、まずは地形を調べることが重要と強調する。
「地形をきちんと調べれば、どんな災害が起こりうるか想定できます。地名の起源は地形による場合があるため、地名で分かることもある」。例えば、砂州、干潟は地震時に液状化の危険性がある。そのため、砂州、干潟を表す砂子や新潟という地名から、液状化現象の発生を予測できるという。

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