・リフォーム会社のキャッシュレス決済は今後普及するのか
・リフォーム会社のキャッシュレス決済導入率は10%と低水準
・手数料や端末のコストにより導入が見送られているケースも
スマホ決済「PayPay」利用企業も
リフォーム会社のキャッシュレス決済は広がるのか―――。政府は今年10月に予定されている消費増税において、クレジットカードや電子マネー、QRコードによる決済を行った場合、一定期間5%のポイント還元をしようと検討をしている。リフォーム業界でもキャッシュレス決済に対応する動きが出てきている。
リフォーム・リノベーションの支払い方法
住宅設備や建材をネット販売する事業者からは歓迎の声が上がる。リフォームのネット販売で70億円売り上げるライフワン(東京都新宿区)は、政府の今回の政策に期待している。同社は給湯器やビルトインコンロ、トイレなどを商品と工事をセットで販売する。「ネット販売はクレジット決済がスタンダードですから、5%のキャッシュバックはメリットが非常に大きい。今まさに対応の準備中です」(管理部・三上敏雄部長)
地域リフォーム店の対応も進んでいる。「100億円還元」で話題になったQRコード決済「PayPay」を導入したのはCONY JAPAN(大阪府大阪市)。QRコードをスマホで読み込んでリフォーム料金を入力すれば、決済されるという仕組みだ。導入の理由は「少額の支払いをスムーズにするため」( 赤石幸彦専務取締役)。現在まで実施件数はまだ少ないものの、今後のキャッシュレス決済のニーズ拡大をにらむ。
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