「修理」がきっかけに
新規顧客を獲得するには小工事―――住設機器の交換をメインに年間3億円を売り上げる関川商店(千葉県柏市)は、修理などの小工事の対応を積極的に行い、多くの新規顧客を獲得した。昨年度は322件の小工事を受注し、うち255件が新規だった。
チラシに必ず修理のPRを入れている
小工事のPRは主にチラシ。10万枚のイベント開催チラシを年間8回、新聞折込で行っているが、その中に必ず「水彩工房関川は修理に強い!」という文言とともに、担当者の画像を掲載している。それを見て問い合わせる顧客も多く、1回のチラシ配布で小工事だけで8~10件の相談が寄せられている。
多くは蛇口の水漏れやトイレの詰まり。部品の交換や手間が発生する作業が伴う場合は20分5000円(部品代別)で、交換などが不要な簡単な修理は無料で行う。工事を受注した消費者を顧客名簿に登録する形を取っている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/07更新)
-
1655号(2025/07/07発行)24面
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面