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県助成金活用し、プラスワンの提案田島興産

県助成金活用し、プラスワンの提案 田島興産

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田島興産(佐賀県佐賀市)は現在、佐賀県の住宅リフォーム助成金を活用しプラスワンの提案を行っている。施主が希望する工事で助成金がどの程度出るかをシミュレーションすると同時に、助成金を最大限利用するために、プラス提案のリフォームを勧めるなど住まい全体を考えたアドバイスを行う。提案する工事は、節水トイレや断熱窓などのエコ商材が多い。

田島興産の案内チラシ
▲会社の案内チラシ。地域の身近な存在として、住まいの"ホームドクター"を目指す

「県を挙げての住宅リフォーム助成制度はうれしいことです。ただ、これで売り上げがすごく上がったかと言えば、申請が集中するこの時期は確かに伸びますが、年間を通したら微妙ですね...。それでも、こちらの追加提案も奏功し底上げが期待されます。佐賀市の場合は加算助成もありお客様の関心も当然高いと思います。市で申請受付を行なっていますが、申し込みが殺到しもうじき予算に達して締め切られるとも聞いています」(同社顧客サポート部マネジャー本村吉徳氏)。

同社ではプロパンガスの顧客を含めると4800件あまりの総顧客件数があり、この顧客に対し3ヶ月に1回、定期訪問を行っている。アフターフォローはもちろん、住まいの困りごとがないかの"御用聞き"も行なう。顔を合わせることで、お客様に安心感を与えられるという。

新規の取組みについても積極的だ。会社の半径1km圏内を重点エリアと決め、毎週土曜日に営業マンが2人1組になり歩いて訪問し会社の業務内容の周知活動を行う。
「水ヶ江近辺の皆さんは田島興産を知っていても"プロパン会社"や"水道屋さん"のイメージが強いのです。色んなリフォームにも対応してくれるんだということを知っていただきたくて始めました」(前出の本村氏)。

また、"前年度お世話になったお客様"に対し、TOTO小倉工場見学バスツアーに招待する企画もこの5月に実施するなど、地域密着型のサービスを追求している。

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