・リフォーム会社のイノウエの本間事業部長に戦略の秘訣を聞いた
・同社は研修に重きを置き、他人に全身全霊をかけることを教育する
・また、無駄な業務を減らすこととIT管理システム活用を重視している
顧客に尽くす「他己中」社員育てる
新潟県新潟市と新発田市の2拠点でリフォームを展開するイノウエ(新潟県新発田市)は、2店舗合わせて4億円を超える。独自の教育術や無駄な業務の効率化で売上高を伸ばしている。
研修で「なぜ働くか」を考えさせる
現在2店舗を構え、前期のリフォーム売上高は4億5000万円。年1800件施工し、平均単価は25万円。主に小工事や外壁や水まわり、改築だ。
同社は、入社後1年間の間に行う研修に重きを置く。まず「自分は何のために働くのか」の作文を、原稿用紙2枚分書かせる。
「答えで多いのは『飯を食う』や『身を守る』など。でもこれらは『自分が生きるため』の答え。そういう人には君は志が低い、本当にそうかと伝え、再度問います」(住宅リフォーム事業部・本間信晴事業部長)
その後再度出してもらうと、「誰かのために何かしたい」という人も出てくる。

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